長女の通う保育園を探していた頃に、松江でさくら・さくらんぼ保育に出会い、卒園期の年長児の運動やリズムあそび、仲間のがんばりを見守る姿を見て「衝撃」を受けました。「幼い我が子も年長さんになったらあんなことができるようになるのだろうか?」と半信半疑、淡い期待をもって、転勤を期に姉妹園である川登保育園に入園しました。この8年の間に、3人の娘がお世話になりましたが、3人ともあの頃の「衝撃」を超える姿を見せてくれるまで成長しました。山や川へ毎日のように出かけ、園庭で泥べちゃにまみれ、たくさんの絵本や物語を読み聞かせてもらい、全身・五感をフル活用して仲間と一緒に遊び尽くすことが親の想像を超える「衝撃」の姿を育んでいるのだと感じます。そんな子どもたちの日々の成長の機微を見つめ、ともに喜んでくださる保育士の皆さんにはとても感謝しています。保育士の皆さんの子どもを見る目の奥深さや温かさは、日々の保育実践を深め、学び続ける姿勢に裏打ちされていると感じます。娘たちが川登保育園に通うことで、親としてもたくさんの学びをいただきました。子育てに対する考え方も、保育園での生活を通して形作られてきました。これから娘たちは様々な出来事を経験していくと思いますが、保育園で培った力を礎にして、自分らしく羽ばたいていく「衝撃」の姿を楽しみに見守っていきたいと思っています。